お兄ちゃん先生

男の子３兄弟の生徒さんがいます。
一番上の男の子はとっても穏やかな性格で、いつも兄弟の面倒をよくみます。
先日のレッスンの時、一番下の弟さんが順番待ちで
宿題をやっている時に「えらいね、１人で宿題やっているんだね。
難しい？」と聞きますと、弟さんは「大丈夫だよー。」と
明るく答えました。
お母さんは「えー！大丈夫ー？この前も宿題は上のお兄ちゃんにみて
もらったよねー。」と言ってにこにこしました。
「もぉー大丈夫！」と言って弟さんはぷーっと
ほっぺたをふくらませました。
私はお母さんに「３人ご兄弟がいると、勉強も教えてもらって
いいですね！」と言いますと、お母さんは
「そうなんです。この前も学校からの連絡帳に『宿題を丁寧に見て頂き
有難うございました。』と書いてあったんです。
ちょうど私は仕事に出ていた日の宿題でしたので、あれ？と思い
お兄ちゃんに聞きましたら、『ぼくが見たよ。』と言ったんです。
助かります！」とおっしゃいました。
塾の先生からも「大学生になったら塾の先生として戻ってきてね。」と
言われているそうです。
きっと穏やかなお兄ちゃんは、分からないとことを丁寧に
がまん強く教えてくれる、あたたかい先生になると思います！
弟さんたちを教える事で、先生の練習になっているのかもしれません