今年の夏は、４年に１度のオリンピックがあります。
この大会に向けて、世界中のアスリートが今、練習に練習を重ねています。
日本でも、代表になるための大会で記録をきそっています。
先日、水泳の代表選手になった金田選手という方のことをテレビで見ました。
金田選手は、小さいころからおじいさんにきびしい水泳の特訓を受けて育ったそうです。
でもあるとき、事故で左腕を粉砕骨折してしまい、水泳の道をあきらめて
しまおうかと思ったそうです。
でも、おじいさんからの『全て受け止めてあげるから、限界を超えて頑張れ』という言葉で
再度、水泳を続ける事を決心したそうです。
左腕はボルトで固定しているため、今でも曲げた腕が外側へ開かないそうです。
私は水泳はまったくできませんが、そのケガはきっと泳ぐにあたってとても負担になって
いるのではないか、と思います。
（小さなケガをしただけでも、日常生活に影響があります。）
そのおじいさんは、今年、お亡くなりになりました。
金田選手は「おじいさんは一番近い所で見ていてくれていると思います。」とテレビで
話されていました。
きっと、ロンドンの水泳会場で金田選手がプールに入るとき、おじいさんも
そのプールサイドに立ち、大きな声で「限界を超えて頑張れ！」と応援してくれて
いると思いました。
